茶道具の抹茶茶碗や湯冷ましは陶器のほうがおいしくお茶を味わえる

陶器

茶道具として代表的な抹茶茶碗や湯冷ましは陶器がおすすめです。

抹茶茶碗については、ゆう薬による色合いや土の肌触りと模様のデザインを楽しむことができるからです。自分の美的センスをおもてなしの一部として表現することができるのです。 さらに、保温性に優れるため最適温度の60度に近い温度を維持することが可能なため、抹茶をおいしく味わうことができます。注意点としては、陶器の手触りがザラザラやゴツゴツしているものは逆効果になります。茶筅がうまく器に当たらず、混ぜるときのムラができてしまいます。 また、茶筅を傷めるリスクがあるため初心者には向きません。

湯冷ましについても保温性が高い機能から、お湯の温度を徐々に下げることができ、肌の感覚で最適温度である60度をつかみやすいのです。急須やポットであると、暑すぎて中々冷めないので待ち時間が多くなりますし、温度を感じることができません。陶器の厚みは薄いほうが早く冷めます。湯を注ぎやすいように先端がとがっている形状の器を選ぶと扱いやすいです。 大きさもいろいろあるため、自分の手の大きさを考慮して選ぶこともポイントなのです。

陶器市などで茶道具の色々なデザインがあります。比較検討して選ぶことがポイントです。